たちばなさんのにちじょう

某SMクラブのスタッフで元キャストで大学生でたぶんマゾヒスト

猫嫌いにはショッキングすぎる / 『世界から猫が消えたなら』(川村元気)の読書感想文

私、すごい猫好きなんですよ。

だから、『世界から猫が消えたなら』って、なんて恐ろしいタイトルだよって思って読むのを避けてたわけ。猫が消えるなんて恐ろしすぎると思ってね。

でも、最近映画化とかされたって言うし、一応流行に乗っかってみようかなと思って、すごい今更感あるけど読んでみた。

 

例の如くあらすじは割愛。めんどくさい。

明日にでも死んじゃう主人公と悪魔の取り引きに猫が絡んでくる話。たぶん。

 

最後に電話かけるなら誰にしようかなとか、最後に見る映画は何かなとか、いろいろ考えながら読んでみた。

たぶん私はわんこちゃんに電話をかけるし、最後に見る映画はエヴァな気がする。わんこちゃんとは毎日のように会うか電話するかしてるし、エヴァなんて何度見たかわからないけど。なんとなくそんな気がする。

 

なんとなくだけど、自分にとっての大切なものを再確認させてくれる作品だと思う。

 

欠点を挙げるとするなら、この話の良さって、きっと犬派には伝わらないってところだと思う。

まぁ、極端な話、『世界から犬が消えたなら』でもよかったと思う。なんで猫だったのかはよくわからない。たぶん筆者が猫派なんだろう。たぶんだけど。

 

犬派の人でも、「まぁ猫もやっぱり家族だし」みたいに思ってくれる人とか、その猫を自分の犬に置き換えて考えられる人とかならいいんだけど。

 

というか今更気付いたけど、犬派には辛うじて伝わっても、動物嫌いには伝わらないのでは?

猫嫌いの人が、「よっしゃ!世界から猫が消えるらしいしこの本読んだろ!!」って思って読んだらすごいショック受けちゃうと思うんだよね。

私トマトすごい嫌いなんだけど、『世界からトマトが消えたなら』って本があったら迷わず買うもん。

それでもってその本のオチが結局トマトは消えませんでしたーみたいなのだったら、ぶち切れるよね。

 

帯にちゃんと「安心してください、消えませんよ。」とか書いておいてくれたら、猫が好きすぎてタイトルにびびって読めなかった人も、猫嫌いで喜び勇んで読もうとしてた人もみんな幸せな気持ちになれると思うんだけど、どうでしょう。